おはようございます、今日は哲学の日です

紀元前399年のこの日、古代ギリシアの哲学者ソクラテス(紀元前469年頃~紀元前399年)が、時の権力者から死刑宣告を受けて、刑の執行として獄中で毒を飲んで亡くなった。

ソクラテスは、アテナイ(現:アテネ)で活動し、対話的問答を通じて相手にその無知(無知の知)を自覚させようとしたが、アテナイ市民には受け入れられなかった。国家の認める神を認めず、新しい神を導きいれ、青年を腐敗させる者として告発され、死刑判決が下された。
弟子たちは脱獄を勧めたが、「悪法も法である」と言って聞き入れず毒を飲んだという。自身の知への愛(フィロソフィア)と「単に生きるのではなく、善く生きる」意志を貫き、判決に反して亡命するという不正を行うよりも、死を恐れずに殉ずる道を選んだとされている。

ソクラテス自身は著述を行っていないが、その思想は弟子の哲学者プラトンやクセノポン、アリストテレスなどの著作を通じ知られる。また、ソクラテスの妻であるクサンティッペが悪妻として有名であったことから同日4月27日は「悪妻の日」となっている。

https://zatsuneta.com/archives/104271.html

おはようございます、モクレンHP制作所担当です。今日はソクラテスが亡くなった日で「哲学の日」です。ソクラテスは本を書いていないんですね、これは知りませんでした。弟子たちの著作が無ければ全くわからない人物になっていた可能性も…無いですね、多分(笑)。対話式問答は何となく想像がつきますが、アテネ市民に受け入れられなかったのは残念ですね。皆が無知の知を自覚すればもっと考え方も変わったでしょうに…かくいう担当もソクラテスに対話式問答をしかけられたら即座にギブアップすると思います。

ソクラテスの「悪法も法である」という考え方は、何となく昔の日本人(特に武士)には受け入れられやすいのではないかと考えます。ある意味潔いというか…高潔な考え方がその根底にある気がします。ソクラテス自体は極貧生活にも関わらず、誰とでも問答をしたそうですから、「無知の知」という考え方を皆に広めたかったと考えらえます。ソクラテスがその考えに至った経緯は、ソクラテスのWikiに詳しいので、知りたい方は是非どうぞ。なかなか面白い話でしたよ。

ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか、ニ・ニ・ニーチェかサルトルか…この歌詞をお存知の方は結構お年を召した方だと思いますが、一時期サントリー、オールドのCMで流れてました。野坂昭如氏が歌って踊っていたそうですが、何故か耳に残る歌詞ですね。「みんな悩んで大きくなった」と続きますが、まさにソクラテスの場合は自問自答し、それを問答という方法で実証していたそうです。「我は無知なることを知っている(意訳)」というソクラテスの考え方は今も通用すると思っています。

それでは本日も宜しくお願いします!!!

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