おはようございます、今日は考古学出発の日です。

1877年(明治10年)のこの日、「大森貝塚」を発見・発掘したアメリカの動物学者エドワード・S・モース(Edward Sylvester Morse、1838~1925年)博士が来日した。
動物学者のモース博士は貝の研究をしていた。翌日の6月19日、モース博士が汽車で横浜駅から新橋駅へ向かう途中で貝殻が堆積しているのを発見した。これが後に彼によって発掘調査が行われる大森貝塚であった。
この大森貝塚において、モース博士らは貝殻や土器、土偶、石斧、石鏃、鹿・鯨の骨片、人骨片などを発掘した。この発掘調査は日本で初めて行われる科学的な発掘調査で、日本の考古学の出発点となった。
その後、大森貝塚は1955年(昭和30年)3月24日に、国の史跡に指定された。また、モース博士らの発掘した出土品は東京大学に保管されており、1975年(昭和50年)に全て国の重要文化財に指定されている。
現在、品川区の遺跡一帯は「大森貝塚遺跡庭園」として整備されている。その遺跡庭園には大森貝塚碑やモース博士の銅像が建てられている。また、貝層の標本などもあり、大森貝塚について学習できるようになっている。

https://zatsuneta.com/archives/106182.html

おはようございます、モクレンHP制作所担当です。今日は、日本における考古学出発の日です。たまたま通りがかった貝塚を発見し、調査したのが始まりとは偶然にせよ素晴らしい事ですね。この件がなければ日本の考古学はまた何年か遅れていたことでしょう。最初の発見者が考古学者ではなくて動物学者だったのも面白いところですね。発掘調査には考古学者も混じったであろうことは想像できますが、初めての科学的調査というところに興味をそそられます。
話は変わりますが、考古学者というと「マスターキートン」という漫画を思い出します。本業は考古学者なのに、生活のために保険のオプの仕事をしているという主人公の漫画ですが。実はSAS(イギリスの特殊空挺部隊)の教官でもあるという変わった経歴の主人公が、ドナウ文明の発掘を夢見て日夜活躍するというお話です。結構面白いので、読んでみることをお勧めします。(因みにアニメにもなりました)
それでは本日もよろしくお願いいたします!!!

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