おはようございます、今日は望遠鏡の日です。

1608年のこの日、オランダの眼鏡技師ハンス・リッペルハイ(1570年~1619年)が凹レンズと凸レンズを組み合わせると遠くの物が近くに見えるという望遠鏡を発明し、特許を申請するためにオランダの国会に書類を提示した。
しかし、原理があまりにも単純で誰にでも作れそうだという理由で、特許は受理されなかった。その代わりに、オランダの政府から報酬を得ることができた。
「Dutch perspective glass」(オランダの望遠ガラス)と呼ばれたリッペルハイの望遠鏡は肉眼の3倍の距離を見ることができた。リッペルハイは最初の実用的な望遠鏡を製作し、普及させた人物とされている。リッペルハイはこの理論を推し進めて双眼鏡も発明した。
リッペルハイが望遠鏡の着想を得たいきさつについては彼の店で遊んでいた2人の子供が1枚のレンズの前にもう1枚のレンズをかざした時に物がはっきり見えることに気付いたのを見たことからであるという話がある。リッペルハイを記念して、月のクレーターや小惑星などの名前の由来になっている。

https://zatsuneta.com/archives/110025.html

おはようございます、モクレンHP制作所担当です。今日は望遠鏡の日だそうです。確かに複数枚のレンズを組み合わせて物を大きく見る…という原理は単純ですが、凹レンズと凸レンズの組合せという点では特許に値してもいいのでは…と個人的には思うのですが、オランダ国会はそうは思わなかったみたいですね。今でこそカメラなどにも使われている原理ですが、もし特許を取っていたら凄いことになっていたのではないかと思います。また、双眼鏡も発明するなど研究熱心な人物だったのでしょうね。リッペルハイの作った望遠鏡を是非見てみたいものだと思いますが、どこかの博物館にないものでしょうか。その後、色々な形式の望遠鏡が作られていますが、これは特許申請の際に内容が明らかになってしまったので、その後急速にあちこちで開発されたものらしいです。当時は軍事機密だったようですね。その後天体用途にも拡大したようです。
それでは本日もよろしくお願いいたします!!!

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