おはようございます、今日はグレゴリオ暦制定記念日です

1582年のこの日、ローマ教皇グレゴリウス13世(1502~1585)がユリウス暦に代わってグレゴリオ暦を導入した。

ユリウス暦は古代ローマ皇帝ユリウス・カエサル(110BC~44BC)が定めた暦で、1年を365.4日と計算して4年ごとに閏年と設けた。しかし、これでは1年が11分14秒長くなって128年に1日の誤差が出て、16世紀にはその差が10日以上となっていた。そこでグレゴリオ暦を導入し、1582年10月4日の翌日を10日間飛ばして10月15日として誤差の修正を行った。さらに「100で割り切れる年で400で割り切れない年は閏年としない」ということにした。

https://zatsuneta.com/archives/110154.html

おはようございます、モクレンHP制作所担当です。今日は今も使われているグレゴリオ暦が制定された日です。一年の長さを決めるのにもややこやしい問題があるんですね。ユリウス暦で10日ズレていたのを一気に飛ばして日付の調整を行うとはなかなか大胆な手法だと思います。でもそうしないと10日ズレたままになっているので、正月とか影響が出そうですね(秋分・春分の日にも影響しそうです)。

しかし、一年の周期をここまで正確に把握していたとは驚きです。ズレが出るのを大まかに把握していたユリウスにも驚きですが、それを更に細かくズレの修正を行えるとは、かなり天文学が発達していたと考えられます。そも、公転周期を正確に把握していたのは誰だったのか興味のあるところです。年単位で太陽の上る位置を計測していたか、夜の星座の位置を計測していないと分からないと思うのですが…きちんと春夏秋冬を決めていただいたグレゴリウス13世には感謝ですね。

128年に1日の誤差が出て、それが10日分溜まっていたとは、けっこうユリウス暦も長い事使われていたのですね。ざっくり考えて1280年…ズレている事に気づいていたのか、たまたま変だと思ったのかは定かではないですが、一年に約11分長くなっているのは、チリも積もれば山みたいなズレですね。
それでは本日も宜しくお願いいたします!!!

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