一般社団法人「日本クレーン協会」と公益社団法人「ボイラ・クレーン安全協会」が1980年(昭和55年)に制定。
https://zatsuneta.com/archives/109301.html
日付は、1972年(昭和47年)のこの日、現行の「クレーン等安全規則」が公布されたことにちなむ。
1967年(昭和42年)に日本クレーン協会は「旧クレーン等安全規則」が1962年(昭和37年)に施行された11月1日を「クレーンの日」として制定した。これがこの記念日の始まりである。
その数年後、これとは別にボイラ・クレーン安全協会が6月6日を「クレーンの日」として制定し、「クレーンの日」が2つある状態になった。両協会を所管する労働省(現:厚生労働省)から統一するよう勧奨されたこともあり、1980年(昭和55年)に現在の9月30日の「クレーンの日」として統一された。
クレーンの操作や製作などに携わる関係者が、労働災害防止の認識を高めて安全作業の周知徹底を図る日。「クレーンの日」のポスター用写真及びスローガンについて広く一般から応募し、関係事業所などへ配布している。また、「クレーンの日」の事業の一環として「全国クレーン安全大会」などが開催される。
おはようございます、モクレンHP制作所担当です。元々今日はクレーンの日ではなかったんですね。2つの違う団体が別々にクレーンの日を設定したので厚労省が1つにしろと勧奨した事で今日になったというのは面白いですね。
因みにクレーン協会は分かるんですが、ボイラー・クレーン安全協会はなんか違うものの組み合わせなのでちょっと「?」と思いましたが、どうやら労働安全衛生施行令(特定機械等)第12条で、「法第37条第1項の特定機械等は、次に掲げる機械等とする。」と定められていますというところでボイラーとクレーンが一緒に書いてあるので両方の安全協会が出来たものと思われます。詳しくはこちら。
日本クレーン協会では今日の記念日に関連してこういう事を行いますという告知がHPに載せられています。
ここまで書いてきて、2つの団体の意味の違いが分かってきました。日本クレーン協会はクレーンの性能・登録を、ボイラー・クレーン安全協会は性能検査・保守検査と住みわけができているのですね。法律上一緒にしてあるとは言え、ボイラーとクレーンを一緒にしてあるのはやっぱり違和感があります。
クレーンの安全運用の為にはどちらの協会も欠かせませんね。そういう意味では記念日が合体して良かったと思います。
それでは本日も宜しくお願いいたします!!!
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