おはようございます、今日は世界サイの日です

世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature:WWF)の南アフリカ委員会により2010年(平成22年)に提唱された。

英語表記は「World Rhino Day」。英語の「rhino」は「ライノ」と読み、日本語では「サイ」という意味である。

世界にはクロサイ、シロサイ、インドサイ、ジャワサイ、スマトラサイの5種が生息する。これらの野生のサイは角を目当てにした密猟や、生息地の減少などにより絶滅の危機に瀕している。その危機的な現状を世界中に訴え、サイの保護をアピールすることが目的。

この日を中心として、サイを飼育する世界中の動物園でイベントや啓発活動などが行われる。日本でも、この日にサイの特別ガイドやパネル展示などのイベントを開催する動物園を確認できる。

サイについて
サイ(犀)は、奇蹄目サイ科に分類される哺乳類で、上記のように世界に5種のサイが現存する。生息する場所は、草原や森林、熱帯雨林、湿地などである。

クロサイ・シロサイはアフリカ大陸の東部と南部、インドサイはインド北部からネパール南部、ジャワサイ・スマトラサイはマレーシアとインドネシアの限られた地域に分布する。現生のサイは体毛がない、または薄く、寒冷地域には分布していない。

かつてサイ科に属する動物は世界中に分布し、ゾウ類に次ぐ史上最大級の陸上哺乳類とされるサイ類のパラケラテリウムが現れるなど繁栄を極め、豊富な多様性を誇った。しかし、その後に地球の寒冷化によって多くの種が絶滅し、更には人間の狩猟や乱獲、開発によって現在の分布となった。

サイの角は、中国の漢方薬や中東の短剣の柄、工芸品などとして珍重され、コカインやヘロイン、金よりも高値で取引される。現在では、サイは5種すべてが絶滅の危機にあり、保護活動や生息域の保全などが行われている。

https://zatsuneta.com/archives/10922a2.html

おはようございます、モクレンHP制作所担当です。今日はサイの日です。サイというとアフリカのサバンナをイメージしますが、それ以外の土地にも生息しているのですね。ですが、約100年前には世界で50万頭いたものが、現在では2万7千頭あまりに激減しているとの事です。原因は密漁と生息地の消失らしいですが、これ以上数を減らさない施策が必要だと感じました。

特にジャワサイ・スマトラサイは生息数が100頭以下と絶滅寸前の状態です。これらは保護区を設けるなどの緊急の施策が必要です。現在ジャワサイは約60頭がジャワ島のウジュンクロン国立公園に生息しています。個体数は増加に転じているとの事ですが、油断は禁物です。伝染病で一気に数が減るかもしれない危険があるからだそうです。

スマトラサイは生息数は多く見積もって80頭以下、より悲観的な推定では30頭以下ではないかと言われており、生息地が分断されているため、人間の保護活動無しには、自然での頭数回復は難しいと言われています。早急に個体を集め繁殖の手立てをしないと絶滅の危険性があります。

サイの生息数の情報に関してはこちらの情報を参考にしました。細かい亜種までを見ていくと絶滅を宣言されている種もあるとの事で、寂しい限りです。
現在冷凍保存されたオスの精子を使って人工授精に取り組んでいる種もあるとの事で、うまくいくことを祈りたいと思います。
それでは本日も宜しくお願いいたします!!!

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