おはようございます、今日はパンの記念日です

東京都中央区日本橋兜町に事務局を置き、パン食の普及宣伝活動などを行うパン食普及協議会が1983年(昭和58年)3月に制定。
1842年(天保13年)のこの日、伊豆国(現:静岡県)の韮山代官(江戸幕府の直轄領を支配するために設置された役所)において西洋流兵学者の江川太郎左衛門英龍(えがわたろうざえもん ひでたつ)が軍用携帯食糧として「兵糧パン」と呼ばれる「乾パン」を作った。
これが日本で初めて焼かれた「パン」と言われていて、これを記念した日である。また、この日に由来して、同協議会は毎月12日を「パンの日」としている。パン食をいっそう普及させることが目的。

パンについて
明治時代の文明開化により「パン」は本格的に日本に上陸したが、コメ志向の強い日本人には主食としての「パン」は当初受け入れられなかった。この状況を変えたのが、1869年(明治2年)に江戸改め東京・芝の日影町(現:港区新橋付近)で開業した木村屋(現:木村屋總本店)であった。
1874年(明治7年)、木村屋の創業者である木村安兵衛(きむら やすべえ)が、中に小豆餡を詰めた「あんパン」の開発に成功し、これが好評を博した。これにならって甘味を付加した「菓子パン」が次々と開発され、さらにその流れで調理した具材を挟み込むなどした「惣菜パン」も開発された。

第二次世界大戦後、多くの学校で学校給食が実施されるようになると、アメリカからの援助物資の小麦粉を使って「パンと脱脂粉乳」の学校給食が開始された。これがきっかけとなり、日本において「パン」が大量流通するようになり、1955年(昭和30年)以降、日本での「パン」消費量は急増していった。

https://zatsuneta.com/archives/104122.html

おはようございます、モクレンHP制作所担当です。先日アンパンの日がありましたが、今日はパンの記念日です。とはいえ今普通に食べているパンではなくて、非常食用に売られている乾パンが作られた日です。非常食と言いながら結構美味しい乾パンですが、当時は多分今ほど美味しくはなかっただろうと思われます。逆に同じ味だったら当時から結構美味しいものを作っていたと思います。

朝食としてのパンは最近では普通ですが、最初の頃はまだコメに慣れていた日本人にはパンは受け入れられなかった様ですね。そこに一石を投じたのが木村屋のアンパンで、当時爆発的に売れたらしいです(4月4日のアンパンの日参照)。それでパン+αのものが売れるという事で、クリームパンや惣菜パン等が作られました。惣菜パンの代表と言えばやはり「焼きそばパン」だと個人的には思っておりますが、美味しいですよね焼きそばパン。コッペパンの真中から割って焼きそばを挟んだだけのパンですが、何故か合うんですよね。

さて、本格的にパンが普及し始めたのは、やはり学校給食からでしょうね。流石に担当の時代は脱脂粉乳ではなく普通の牛乳でしたが、高度成長時代にあいまって給食パンの需要は伸びたと考えられます。そういう意味では子供の方からパン食に慣れさせるというのもいいかもしれません。まぁ今は、食パンに限らずクロワッサンとかもありますから、およそパンが苦手という人も少ないとは思います。小麦粉アレルギーの方は残念ながら食べられませんが、それでも米粉を使ったパンというものもあるので、パンそのものは食べられると思います。

それでは本日も宜しくお願いします!!!

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