1903年(明治36年)のこの日、アメリカ・ノースカロライナ州において、ライト兄弟(Wright Brothers)がライトフライヤー号(Wright Flyer)で、動力飛行機の初飛行に成功した。
https://zatsuneta.com/archives/112171.html
ライト兄弟は、アメリカ出身の発明家で、兄のウィルバー・ライト(Wilbur Wright、1867~1912年)と弟のオーヴィル・ライト(Orville Wright、1871~1948年)である。詳しくはライト家の三男と四男で、他に3人の兄妹がいた。
初飛行に成功した場所は、現在の同州キティホークの南にある海に面したキルデビルヒルズという町である。この日には合計4回の飛行が試みられ、1回目の飛行時間は12秒で飛行距離は約36.5m(120ft)、4回目の飛行時間は59秒で飛行距離は約259.6m(852ft)という結果であった。
ライト兄弟は自転車屋をしながら研究を続けた結果、世界初の有人動力飛行を成功させた。飛行記録からすると弟のオーヴィルの方が操縦に長けていたようである。
この初飛行を記念して、キルデビルヒルズには国立のライト兄弟メモリアル(Wright Brothers National Memorial)が建設されており、これに隣接してファーストフライト空港(First Flight Airport)が一般航空用に設置されている。
2003年(平成15年)には動力飛行100周年を迎え、同空港にはパイロット用の建屋が建設され、大々的なイベントが実施された。
おはようございます、モクレンHP制作所担当です。今日はライト兄弟による初の動力飛行機の初飛行記念日です。今の鳥人間コンテストと似ているところがありますが、あちらは人力でしかも台の上からという違いがあります。ライト兄弟の飛行機は地上からの発進で押すなどの行為もなかったと思われます。しかし、実際のところはライト兄弟は風洞実験を繰り返し、試行錯誤を重ねたうえであの形に行きついたらしいので(Wikiによる)、決して行き当たりばったりの成功ではない事は事実の様です。今でも連邦航空局のライセンスカードの裏にはライト兄弟の肖像画が描かれているそうです。
ライト兄弟の初飛行から約100年たった今では、当時とは比べ物にならないほど機体も大きくなり航続距離も飛躍的に伸びました。今では誰も飛行機が飛ばないと思う人はいないと思われますが、当時は疑った人が多かったそうです(正確には成功に反発した人が多かったらしいです Wikiより)。ともあれ、ライト兄弟の成功が今日の航空業界の元となっているのは事実です。
それでは本日もよろしくお願いいたします!!!
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